神情恊事務局において、第41回社内教育に関する情報交換会が開催され、教育委員会メンバを含め30名ほどの出席がありました。
人材教育は、参加各社ともその重要性について認識は一致しているものの、実際推進するとなると様々な悩みがあるようです。コロナ禍を経て、私自身も久しぶりに参加者と対面で話ができる機会だったので、新しい刺激を受けた時間となりました。
情報交換会ということで、出席者を6つのグループに分け、あらかじめ決められたテーマに沿って討議をしました。技術的教育であれば、主体とする業務分野への教育は言わずもがなですが、トレンドとなっている技術の情報収集を目的とするなどの事例が紹介されました。また、公的資格取得を目的とした教育であれば、自社内で先輩が教育し、合格したら先輩にも褒賞が与えられるなど、ユニークな制度も紹介されました。
グループ別の討議の後は、それぞれのグループで話し合われた内容を、全体に向けて発表する時間が設けられました。教育制度の枠組み、対象者のレベル分けや進め方、予算、結果の評価、給与への反映方法などに対して活発な質問がありました。
他社の取り組みを具体的にお聞きすることができて、大変有意義な時間となりました。
大川秀明 株式会社パシオン