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アプリケーションコンテスト発表会

2023.01.26 アルバム

技術委員会主催による第8回アプリケーションコンテスト発表・審査会が行われました。今回は3年ぶりの会場発表となりました。Zoomによるオンライン配信も行い、リアルとオンラインのハイブリット開催で多数の聴講者に参加して頂きました。新型コロナウィルスを克服し新たな日常が少しずつ切り開かれて行くのを感じるイベントとなりました。
今年は昨年を上回る6社、6チームに参加を頂き、また聴講者も技術委員会メンバ以外の一般参加や先端技術研究会の参加者など、幅広い層に参加して頂きました。会場発表ならではの緊張感の中で各チーム熱心なプレゼンテーションを行いました。質疑応答も非常に活発で、極めて盛況な発表・審査会となりました。
本業がある中で限られた時間でのアプリ開発であったと思いますが、各チームとも楽しいテーマで世の中の課題をITで解決する、とても実用的なアプリケーションばかりでした。生活の中のちょっとした課題が改善されると非常に住みやすい世の中になると思います。
技術委員会メンバによる一般審査、昨年に引き続きご後援を頂いた横浜市様、川崎市様を含めた特別審査員による最終審査を経て、以下が表彰対象となりました。各チームのコメントとともに紹介します。


最優秀賞 オーディナリティー感謝祭 株式会社エルテックス
(スマホで参加できる、みんなで盛り上がる全員参加型クイズアプリ)
各自のスマホを回答ボタン代わりに使用することで、多人数が同時に参加するクイズ大会を簡単に運営できるプラットフォームアプリを開発しました。Google提供のFirebaseを使用することで低価格、低遅延を実現することができました。
今回、会場発表で大分緊張しましたが無事にプレゼンテーションできて良かったです。日々の生活でみなさん大変苦労されていると思うので、楽しい宴会を演出できるアプリを作りたいというコンセプトで開発しました。神情協のイベントでも使って頂けたらうれしく思います。


優秀賞 SeeLock 株式会社CIJ
(常時(四六時中) 画像を見て 施錠を検知する アプリ)
カメラとRaspberry PiのAIによる画像認識で、錠の状態を監視し、状態の変化に応じて開錠・施錠を利用者のLINEに通知するアプリ。画像認識のための機械学習は高速CPUを使えるGoogle Colaboratoryで実施しました。


優秀賞 本心をろっくおん デジタルコム株式会社
(自分の気持ちを分析できる、声で付ける日記)
スマホに向かって喋った声から怒り、平常、喜び、元気、悲しい感情を分析し、日記形式で記録するアプリ。自分の感情を日々記録し続けることで、心の健康状態を管理するアプリを開発しました。


執筆: ㈱アイティサーフ 安齋 健志氏

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